みかんとコーヒー

国際家族の文化や風習の違いをご紹介。

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国際結婚と宗教の調和

f:id:kriatenluciana:20230223153725j:image私達の様な国際結婚の夫婦には、文化や風習のみならず宗教や物の価値観など様々な違いに直面し、乗り越えて行かなければなりません。

そこで、今回のタイトルの「国際結婚と宗教の調和」について、私達家族の例を紹介したいと思います。

 

私達夫婦の異なる宗教

私の家系は先祖代々仏教徒であり、宗派は浄土宗に属しています。

妻や娘達の家系は先祖代々キリスト教を信仰しており、教派はカトリック教です。(かなり敬虔なカトリック教徒である。)

そして、お互いに違うこの宗教はその国の歴史や文化を形成しています。

2通りの結婚手続き

結婚の届出に関しても、日本では役所に届出をし受理されれば夫婦として認められる民事婚だけですが、妻の国では役所に届出する民事婚と、所属する教会に届出する宗教婚の2通りの届出方法があります。(私達の場合は、私が異教徒なので民事婚であり駐日領事館に届出し受理されました。)f:id:kriatenluciana:20230223175350j:image

異教徒同士が上手くやっていくには!

私達夫婦の異なる宗教による夫婦関係の対処法は、お互いの文化や宗教感を尊重し干渉しない事です。(日本国憲法でも、宗教の自由が保証されている)

相手の信仰する宗教に対しての否定や干渉は、自分の価値観を相手に押しつけているだけに過ぎません。それに相手の宗教を否定すれば、その人の生まれた国や家族や人生そのものまで否定することになるからです。

私の宗教観

私個人の宗教感は、浄土宗の救いを求める他力本願的な考えはどうしても馴染めず、あまり熱心な信者ではありません。

どちらかと言うと先祖代々の霊は敬い祀っていき、道徳的な思想に伴って生きていく儒教的な考え方が共感できるのです。

しかし、なぜか私の家には昔から浄土宗の佛壇とは別に弘法大師が祀られており、毎月21日のお大師様の日に亡くなられているご先祖様が非常に多いのです。(以前、私も導かれる様に四国巡礼に興味を持ち巡礼しました。※それは素晴らしい体験でした。)

ですから、私自身宗教に関してのこだわりもなく、妻や娘の宗教感や文化などを理解し干渉はしません。

それに日本ほど多宗教の国もないですから、国際結婚に関しての宗教に関しての悩みも、他国に比べて少ないのではないかと思えます。

触らぬ神に祟りなし!お互いデリケートな部分は干渉しない事をおすすめします。

今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。