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配偶者の在留資格申請手順と必要書類

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外国人と結婚して共に日本で生活したいのであれば、外国人配偶者の在留資格を国から認定交付してもらわなければなりません。

外国人配偶者の在留資格を認定してもらうには、各地方の入国管理局にて申請書を提出しなければなりません。

今回は外国人配偶者の在留資格認定の手順や必要書類についてご紹介させていただきます。

 

配偶者の在留資格とは?

外国人が日本人の配偶者と一緒に日本で生活することができる在留資格です。

役所で婚姻届を提出し受理されても、在留資格がなければ外国人配偶者と一緒に日本では暮らせません。

在留資格を取得する方法!

外国人配偶者の在留資格を取得する方法は、大きく分けて2通りあります。

まず1つ目の方法は自分で必要書類を集めて、在留資格認定証明書交付申請書を最寄りの入国管理局に提出し申請する方法。

もう1つの方法は、在留資格申請に詳しい行政書士に有料にて代理申請してもらう方法です。

メリットとデメリット

この2通りの方法は共にメリットとデメリットがあります。

自分で入国管理局に申請する場合は申請費用が非常に安く済みます。しかし、書類集めや申請書の書き方など、分からない事だらけで、非常に苦労します。また入国管理局にも足を運ばなくてはならず、都市部の入国管理局などは非常に外国人が多くて混雑しており、順番待ちに非常に時間がかかります。それに、一回の申請で在留資格が認定されるとは限りません。

行政書士に代理申請してもらう方法は、専門の行政書士は申請経験や行政書士同士のネットワークもあるので依頼人のケースに合わせた申請をします。しかし、代理申請にかかる料金は非常に高く、平均で10万円以上の費用がかかります。

私が選択した申請方法。

私の場合はあまりお金もなく、近くに在留資格に詳しい行政書士も見当たらなかった事と、何事も経験してみたい性分なので全て自分で申請しました。

在留資格の申請に必要な書類

在留資格認定証明書交付申請書

外国人配偶者の在留資格を得るには在留資格認定証明書交付申請書に記入し、最寄りの入国管理局に提出しなければなりません。

申請書は、最寄りの入管に取りに行くか、出入国在留管理庁のホームページからダウンロードする事が出来ます。

書き間違える事もあるので2部取得し、鉛筆にて下書きする事をおすすめします。

T(認定) (moj.go.jp)

証明写真(縦4センチ×横3センチ)

申請前3ヶ月以内に正面から撮影された無帽、無背景で鮮明な写真を申請書に貼り付けて下さい。

住民票

日本人配偶者の住民票が必要です。家族全員記載の住民票を役所にて発行してもらって下さい。

戸籍謄本

日本人配偶者の戸籍謄本が必要です。婚姻事実の記載があるものが必要です。婚姻事実の記載がない場合には、戸籍謄本に加え婚姻届受理証明書が必要となります。

日本人配偶者の住民税の課税(又は非課税)証明書と納税証明書

1年間の総所得及び納税状況が記載されている証明書を役所で発行してもらって下さい。

外国人配偶者の国籍国の機関から発行された結婚証明書

戸籍制度があり、戸籍謄本が発行されている国は婚姻事実が記載された外国機関発行の戸籍謄本の提出でもかまいません。それ以外は外国機関発行の結婚証明書の提出が必要です。

身元保証

日本人配偶者には外国人配偶者の身元保証人にならなければなりません。

出入国在留管理庁のホームページからダウンロード出来ます。

Taro-身元保証書(永住許可申請を除く各申請共通) (moj.go.jp)

質問書

出会った経緯や家族構成などさまざまな質問に回答して提出して下さい。

Taro-質問書(認定・変更用) (moj.go.jp)

夫婦のスナップ写真

夫婦で写っており、2人の仲の良さが伺える写真がよいでしょう。

返信用封筒

簡易書留用の434円分の切手を貼り付けて自宅の宛先を書いて提出して下さい。後日審査結果を同封して返信されます。

印鑑

身元保証書に捺印が必要です。あらかじめ捺印していても、最寄りの地方入国管理局に提出に行く場合には持参していきましょう。

まとめ

外国人と結婚して日本で共に生活する場合には配偶者在留資格が必要となります。

在留資格の申請は最寄りの地方入国管理局にて申請出来ます。

申請方法は自分自身で申請する方法と専門の行政書士に料金を支払って代理申請する方法がありますが、どちらの方法にもメリットとデメリットがあります。

必要書類としては、在留資格認定証明書交付申請書、証明写真、住民票、戸籍謄本、課税(非課税)証明書、納税証明書、外国機関から発行された結婚証明書、身元保証書、質問書、スナップ写真、簡易書留分の切手を貼付した返信用封筒、印鑑などが必要となります。

そして、申請書や必要書類などは、すべてコピーをとっておきましょう!

私の場合、費用節約と何事も経験の精神で全て自分で入国管理局に出向き申請しました。しかし、二度の不交付と1年の歳月を費やし、三度目の正直でやっと交付となりました。

今回は外国人配偶者の在留資格申請についての手順と必要書類のご紹介でした!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。